仙台の広告会社との連携 その2 

先週、当社が連携する仙台のインターネット広告会社、I&Cパートナーズの方々を中心に、仙台地区の広告会社支援についてミーティングを持ちました。
依然として、地元企業の広告活動は止まった状況で、倒産の危機に瀕していたり、既に廃業した会社も少なくありません。
東京を中心に他の地域からの仕事を、仙台を中心とした被災地へお願いすることで、広告業界を支えていこうということで、今回仙台の会社5社を東京のネット関連の企業へご紹介する機会をつくりました。お互い初対面ということで、すぐに仕事につながるものではないかもしれませんが、こうした機会を重ねることで、少しづつでも支援の輪を広げられれば、と考えています。


当日、少し気になる話も伺いました。日本応援というテーマでつくられた、好感度が高いといわれているCMが、被災地では全く評価されていないということが起こっているようです。著名人ががんばろう、と訴えていても、被災地の方々からすると他人事のように思えてしまうというのです。これは、私たちが「震災後」を意識してコミュニケーションを設計する際、注意しなくてはいけない点です。私も被災地に足を運んだことがあるわけではないので、ここで何かを語るべき資格はありませんが、直接の被災地と、間接的に影響を受けている地域では、その受け止め方が全く異なっているという事実については、まず認識しなくては、と痛感しました。

では、被災地で元気づけられる、好きだと言われる広告は何かないのでしょうか?と質問したところ、釜石市の「復興の狼煙」ポスタープロジェクトがあげられました。このプロジェクトは、既に多くのメディア等で紹介されていますが、被災にあわれた方々が、力強いコピーとともに、登場するポスターは、このような困難な状況でも、前を向き生きていこうとする人たちの姿が、被災地の方々のみならず、私たちにも大きな勇気を与えてくれます。
「一緒に悲しむことよりも、あなたの仕事を一生懸命やってほしい。」この言葉を噛みしめながら、私たちに何ができるか、引き続き、考えて行きたいと思います。