仙台の広告会社との連携

先日、電通の先輩の紹介で、仙台のインターネット広告会社の方々とお会いし、現地の状況をお伺いしました。
大震災の影響で、現地のクライアントの仕事はほとんど動いておらず、一部、インフラ企業の情報発信に伴う震災特需を除けば、広告業界そのものが壊滅的なダメージを受けているとのことでした。復興に向けてさまざまな取り組みが進んでいるとはいえ、先行きは全く不透明なままです。
仙台は市場の規模に対して、小規模な広告会社の数が多く、地元経済の停滞は、これらの会社の経営を著しく悪化させています。すでに廃業を決めた会社も少なくないようです。クライアントであった地元企業自体が経営難に陥っているところも少なくなく、先行きへの不安だけでなく、これまでの仕事に対する費用の回収も難しくなっています。

こうしたお話を伺ったことから、東京から仙台エリアへ仕事をご紹介するということが、復興支援につながるだろう、ということで、この会社との連携して業務を行うことにしました。具体的には、クリエイティブの方に当社に席を置いてもらい、仙台の制作会社のネットワークを活用して、東京のクライアントの仕事を進めてもらう計画です。
仙台をはじめ東北エリアには、すぐれたクリエイティブやエンジニアを輩出する学校もあり、そこを卒業して地元で勤めている方も少なくありません。そうした方々ともネットワークしながら、互いに良い仕事を作っていければ理想的です。

東京においても、企業の広告活動は大震災前と比べると、まだまだ7-8割程度にしか戻っていないと思いますが、東北エリアの状況を考えると、その一部でも仕事が回ることで、企業活動や人材の維持・育成に役立ててもらえると思います。