「超先進企業が駆使するデジタル戦略」Converge 日本語版刊行!

先週、日経BPより、「超先進企業が駆使するデジタル戦略〜 データ分析、SNS、クラウドで本当に強くなるための5大原則」という本が刊行されました。
この本は、昨年米国で出版された、RazorfishのCEO(当時)のボブ・ロードとCTOのレイ・ヴェレズの共著「Converge」の日本語版です。非常に大きなタイトルがついていますが、原著の「Converge」は、融合するという意味の動詞で、最近日本でもつかわれるコンバージェンスの類語でもあります。まさに、マーケティングとテクノロジーの融合がテーマです。

Converge book US and JPRazorfishは、90年代後半のネットバブルの熱狂の中で急成長を遂げた時代から、その後のバブル崩壊とリストラ、M&Aを経て、再び米国を代表するデジタルエージェンシーの一社となっていますが、デジタルというものが、企業やマーケティング業界にどのようにとらえられてきたかを知る上では、こうして歴史を俯瞰してみることも非常に大切だと思います。企業は変化することで時代のニーズに応え、発展するものではありますが、Razorfishは、ここ10数年、基本となる考え方があまり変わっておらず、メディア、テクノロジー、クリエイティブの融合をコンセプトに掲げてきました。メディアとテクノロジーの中身は、この間で大きく変容し、その結果、マーケティングのかたちも大きく様変わりをしましたが、会社のコンセプトは変わっていないのです。すなわち、それが「コンバージ」だったわけです。

こうした融合を促す話となると、自ずと、組織と文化の問題にぶちあたります。本書においても、前半は、多くのデジタルマーケティングの事例が紹介されていますが、後半は、そうした成功事例を生み出して行くための、組織のあるべき姿について語られています。
本のカバーにも紹介されていますが、ここではデジタル戦略に強い組織を作る5原則がまとめられています。

  1. 常にユーザー中心で考えろ
  2. 縦割り構造を廃止せよ
  3. スタートアップのように素早く動け
  4. 部門間の壁を越えて、協力せよ
  5. スローガンで売るな、サービスで売れ

いかがでしょうか?
具体的に、何が書かれているか、気になりませんか? それは是非、本書を手に取ってみてください!